クラウド

巷では、2008年のIT流行語大賞は、”クラウド(クラウド・コンピューティング)”だ、
という声も聞こえてきます。

この本読んで、勉強しました。

AmazonEC2/S3クラウド入門

AmazonEC2/S3クラウド入門



クラウドとは、

インターネットにつながった,多数のサーバ群やストレージ(記憶媒体)を
使える環境やWebサービスを提供してくれるもの


図)下記URLの中段の図を参考にしてくれ。
マイクロソフトが本気モードで進めるクラウド戦略(1/3) - @IT

クラウドのサービス例

Google Gmail などのGoogle アプリケーション
Amazon EC2,Amazon S3
・セールスフォースのForce.com
Google App Engine
etc

クラウドの種類

Saas

インターネット経由のソフトウェア機能の提供
 ・Google Gmail などのGoogle アプリケーション

Paas

インターネット経由のプラットフォーム機能の提供
 ・Google App Engine、セールスフォースのForce.com

Iaas

インターネット経由のハードウェアリソースの提供
 ・Amazon EC2,Amazon S3


以降は、AmazonEC2をピックアップして説明する。


従来、インターネット上にWEBサービスをリリースする際、
サーバを自分たちで用意したり、業者が用意したサーバを借りるホスティングレンタルサーバ)がある。




もし、アクセスが急に集中した場合、サーバを増やし対応するが、
サーバを用意するために時間を要し、急なアクセス集中には、対応しづらい。


そこで、


AmazonEC2だと、用意されるサーバはリアルな物理サーバではなく、
仮想的に用意されるサーバであるため、従来のホスティングなどと異なり、
数分で仮想的にサーバを用意でき、急なアクセスにも対応できる。
また、料金は、従量課金制度(使った分だけ支払う)のため、コストを削減できるらしい。

メリット

 ・料金が安く済む(あまりに大量なデータだったりすると、逆に高くなるという話もあるが)
 ・高機能なサーバを使用できる。
 ・急なアクセスに対応できる。etc

デメリット

 ・サーバに障害が発生したときに、自分たちで対応できない。
 ・データのバックアップは、どうするのか?よくわからない。
 ・サーバを移行したい際の、データの取り出し方は、どうやるの?

感想

 一度は、触っていて損はしないと思われる。今後、発展することに、間違いないと思う。
 がしかし、さまざまなサービスが、提供されると、私たちITエンジニアは、やることがなくなる。
 IT業界に一抹の不安を抱く今日この頃・・・。


 そこで、よみたくなったのが、この本↓↓

クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図

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